気分が悪くなった時の対処法について

今回はラグがデビューしてからは初のスタンディングライブだった訳なのでスタンディングライブ慣れしてない方が多いのは予想していましたし、倒れる人が出たりするのではないかと思っていました。やはり大阪のライブであった訳ですけども。初であることを考えるとこういう事態が起こるのは致し方ないとは思うのですが問題はその後です。
東京のライブでは大阪の出来事があった為最初の方でヒキチさんから「これだけ人が密集してると気持ち悪くなることもあると思います。そうしたらサイドに寄って下さいね。スタッフもサイドに待機してますから。」という発言がありました。こういうことを本人から言うのは実に良いことだと思います。ファンもきちんと言うことを聞くと思いますし。
さて、私はヒキチさんの発言は要するに「人が密集すれば気持ちも悪くなるだろうから倒れるところまでいく前にサイドに寄るなり外に出るなり自ら(またはファンの中で)対処を取って下さいね。サイドに寄ればケアしてくれるスタッフも待機してるからね!」という意味だと取りましたし、私の場合はスタンディングライブ経験者というのもあるからだと思いますがそうとるのが当然だと思いました。
しかし言葉の取り方は人それぞれなんですね。東京のライブでも気分の悪い方が出てきました。曲が終わり暗転になった時に「進行の邪魔をしてすみません!ここに気分の悪い方がいらっしゃいます!スタッフさん来て下さい!」と大きく叫ぶ声が響きました。スタッフは大慌てでその場所に行きその方を外へと連れて行きました。・・・正直私はこの対処の仕方に首を捻りました。
まず本来ならば誰かに対処してもらう前に自らでどうにかすべきである訳です。しかし誰かの手を借りない程になってしまい今回のように誰れかがそれに気づいてくれた時。その時はその気づいた方が気分の悪い方をサイドへと誘導してあげるべきだと思うのです。スタッフは確かにサイドにいます。しかし気分悪くなったら大声で呼んでサイドに連れて行ってもらうためにいるのではないと思うんですよ。スタッフはあくまでサイドに寄ってきた気分の悪い方のケアをするためにいるのであり、サイドに寄ってくるまでは自己(ファン?)責任だと思うんですよね・・・。
進行の邪魔をすることは本当に申し訳ないことです。それまで高めてきた空気を潰すことになる訳ですから。そうならない為にはどうするか。最低限のことはファンの中で処理していけばいいと思うのです。正直ですね、倒れたならまだしも気分悪いだけで進行止められたらたまったもんじゃない訳ですよ。周りの人と協力しあえばわざわざ止めなくたってどうにかなります。現に他のスタンディングライブ(ラグよりも激しく騒ぐライブ)ではそうやってます。他のラグよりもある意味悪条件のライブで出来てラグライブで出来ない訳がない。
気分が悪くなった方は大変なことになる前に戦線離脱する。気分悪い方を見つけた方は大声で叫ぶんじゃなくて自分とその周りの人とで協力して対処していってほしいです。
まぁ公式も公式でツアーブログなるものをやってるのに大阪で倒れた件について全くふれないのもどうかと思いましたけどね・・・。小さいことならまだしも今後あり得る大きな事態を取り上げないってどういうことよ。そういうことはきちんと取り上げて今後の対策法を掲示するべきなんじゃないのかね・・・。ファンがこんなこと書いたって鼻で笑われて無視されるか、叩かれるかのどっちかなんだからこういうのは公式できちんとやってくれよ!もう!