ハイスクールミュージカル 感想

6月19日公演を見てきました。ネタばれ有り。
修正:好き場面追加
第1部、第2部と分かれてました。間に休憩が20分有り。というか20分って凄い多い気がしたんですがどうなのかしら。演劇は行くけどミュージカルはあまり行かないからなー。
・話
ザッツアメリカン+ザッツディズニー=大変分かりやすい なのでジャニ舞台特有の「話が飛びすぎて意味がわからん。むしろ話なんて存在するのか。」という具合には全くなりませんでした。
ミュージカルなので劇中歌は聴くための歌ではなく、話を知るための歌になってる訳で、そうすると集中して歌詞を聞かないといけないので多少耳が疲れた。ミュージカル初心者は皆そうなるような気がします。特に第1部が疲れたのは第2部が割とスローナンバーの曲であったり、声を重ねることが少ない曲が多かったからかなー。5人ぐらいまでなら経験があるので慣れてるけども10数名が重ねてこられるともうお手上げです。
・歌
割とアップテンポな曲が多くて飽きることなく聴けて良かったなー。原曲聞きたくなったもの。
・CAST
コヤ:
コヤに限らず演技はアメリカコメディドラマ仕様になっていました。台詞の言い方から動きまで全部。原作は見てないですけども動き的には結構似てるんじゃないかと思う。
歌ですが、声に張りや伸びが出ていてきちんと腹式練習したんだなーと思いました。しかしコヤから始まる歌で歌い出し1音目がずれてることが多々あったので私の手の体温が急激に下がったりしました。しかも1音目がずれてるので次の音も崩れ、最終的に総崩れするという・・・誰か彼が歌う前に最初の音を出してあげてください。あと声量があまり無いかなー。というよりも他の演者のグレードが高すぎるために目立ってしまってるんだと思うんですけどもね。いや、でも逆にそういうグレードの高い演者に囲まれて仕事が出来たのは本当に良いことだよね。このミュージカルを見て最初に思ったのは「良い仕事貰ったなーコヤ」でした。
ダンスですが、終わりに近づくにつれダンスがコヤ仕様になってきているのが面白かったです。ダンスに限らずなんだけどもね。
玉置ちゃん:
歌声が完璧にミュージカル仕様になっていて本当に素晴らしかったです。コヤと二人での歌の時にどれだけあなたの歌声に救われたか・・・っ!
植木さん:
ダンスが半端無かった。出番としてはそこまで多くないんだけども植木さんのダンスが一番印象に残ってる辺り本当に衝撃的だったんだなと思った次第です。というかやりすぎだゼ!上手すぎて逆に浮いてる状態になってるのに笑えてしまった。
山崎さん:
あっぱれさんま大先生世代としてはやはり気になる訳です。いやー立派に成長していて驚きました。あの頃はクールな一匹狼キャラだったのにムードメーカーになるなんて思いもしなかったよ。
ヒップホップが本当は好きな女の子の役をやった人:
歌声に圧倒されました。
動物になりきるという居残り授業の時にミミズを披露した人:
目に焼き付いて離れません。
速水さん:
最後のキャスト挨拶で披露した歌が上手すぎて惚れそうになりました。
一応特筆したかった人だけしてみました。いやーでもキャスト一人一人に力が漲っていて迫力がありました。
・好き場面
噂のキス場面ですが意外にアッサリというよりも顔があまり見れない場所だったので「お、おー」という感じで特に感慨もなく終了してしまいました。
なので好き場面はそこではなく、第1部でトロイがガブリエラに猛アタックする場面です。近づいては離れ、近づいては離れ・・・この焦らしが良い!そして最後にキスをしようとするトロイから離れるガブリエラ。この場面がとてつもなく私のフェチ心を擽りました。あの場面にエロスを感じた私は完全に変態です。擬音がドキドキではなくハァハァでした。ありがとうございました。
いやー予想以上に楽しめてとてもよかったです!もう1公演入れておいてよかったー。